シミのない、シルクのような肌へ。

トレチノイン以外にニキビによく効くアダパレンとは

アダパレンはニキビを治療する外用薬に配合されている成分です。
ニキビは、お肌に皮脂が分泌される量が多すぎて毛穴が詰まってしまうことが原因で発生します。
お肌にはアクネ菌と呼ばれる常在菌がおり、毛穴に詰まっていた皮脂から遊離脂肪酸を生成するのです。
遊離脂肪酸は、お肌に刺激を与えて角質の細胞を必要以上に繁殖させてしまい、毛穴がもっと詰まりやすくなってニキビの症状が悪化することになってしまいます。

ニキビ治療薬に含まれるアダパレンという成分は、レチノイン酸レセプターと結びつき角質が増殖する働きを抑制することによるニキビの悪化を防止することが可能です。
ニキビは一般的には思春期である12歳から18歳ぐらいまでに発生し悪化することが多い皮膚病ですが、成人になってから発生することがあります。
原因に挙げられるのはホルモンのバランスが崩れることや精神的ストレス、間食などです。

12歳以上の年齢であればアダパレンが配合された治療薬を使うことができますが、妊娠の可能性がある方や妊婦さんは使うことができません。
顔面以外の部位にアダパレンが配合されているニキビ治療薬は塗らないようにする必要があります。
また顔面であっても湿疹や切り傷、すり傷がある部位に使ってはいけません。

パーソルACジェルは、軽い炎症やから中ぐらいの炎症の症状に効果を発揮する医薬品です。
パーソルACジェルには有効成分として過酸化ベンゾイルが配合されていて、ピーリング作用や強力な殺菌作用、皮脂の分泌量を抑制する作用があります。
過酸化ベンゾイルはニキビが発生する原因となるアクネ菌の中でもプロピオニバクテリウムに対して特に強い殺菌作用を発揮します。

アクネ菌は毛穴の奥の方に生息して酸素と接触するのを避けているため、酸素を放出することによって強力にアクネ菌が殺菌されるという訳です。
アメリカでは主流のニキビの治療薬として利用されていて日本でも皮膚科クリニックの一部で効果的な治療薬として利用されている非常に高い効果の医薬品ということができます。

塗る前は刺激の少ない洗顔を心掛ける

ニキビ治療薬をお肌に塗る前には、刺激が強い薬用石鹸ではない石鹸で洗顔し、顔を清潔な状態にしておく必要があります。
石鹸や洗顔フォームは、そのままの状態では洗浄成分の濃い状態になってしまっています。
そこで、石鹸を十分に泡立てることで洗浄成分濃度を減らし、お肌に対する刺激を抑える必要があるでしょう。

石鹸や洗顔フォームを充分に泡立てることによって、洗浄表面積が大きくなり、汚れと接触する面積も大きくなるので、少ない量の石鹸や洗顔フォームで効率良く汚れを落とすことが可能となります。
さらに泡がお肌に対してクッションのような役割を果たすため、顔と手の摩擦による刺激も抑えることができるようになるのです。

泡を立てるのが得意ではないという人は、泡立て用ネットを使ったり、最初から泡の状態で出てくるタイプの洗顔フォームを利用したりすると、キメが細かい泡を簡単に立てることが可能となります。
充分に泡を立て、顔と手の平が直接接触しないクッションの役割りを果たすことが出来る状態で、お肌を擦らないように、優しく洗うようにすることが必要です。

皮脂が分泌される量が多い小鼻や額から洗い、乾燥しやすい口元や目元、頬などは優しく泡をのばすようにして、擦らずに洗います。
耳の前や顎の周り、口の周りなども洗い忘れないようにすることが必要です。

顔を洗うときにはシャワーを顔に直接当てたり、熱い温度のお湯を使ってすすいだりしてはいけません。
もし熱い温度のお湯で顔をすすいでしまうと、皮脂を必要以上に取り除いてしまい、お肌が乾燥することに繋がってしまいます。
すすぎをするぬるま湯の適している温度は冷たくもなく熱くも感じない、およそ35度ぐらいの温度が目安です。